アルミ連続溶解保持炉
・GBF装置の回転、上昇流、仕切り版の形状により処理室⇔汲出口の連続的溶湯循環の流れを作り溶湯清浄効果を得ます。
・溶湯循環により各槽間、上下温度の均一性を向上させます。
・溶湯保持部の溶湯循環による効率的な熱利用を図ります。
・槽内を絶えず循環させることで槽間移動に伴う溶湯ガス量の増加を抑えます。
OpenFOAMソフトウェアを使用したシミュレーション画像(流線)GBF装置の回転流、上昇流による連続的アルミ溶湯循環の流れを検証。流体(アルミ)を非圧縮性流体として捉え、その密度・粘度・表面張力を反映させ、気体と液体の動きを一つの式で求める方法(VOF:Volume of Fluid)を使用。GBF装置で発生した溶湯の流れが、汲出し口全体に到達する。
溶解能力・保持容量 | 500kg/h・1,300kg |
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溶解バーナー・保持バーナー・保持ヒーター | 300,000kcal/h・150,000kcal/h・8KW×3本 |
溶湯ガス量・K値(目視) | <0.4cc/100gAL・<0.05 |